最近になって、

に巡り会いました。もっと早く知りたかったサイトです。地図や、関連ブログの検索が様変わりしそうです。
今回、そのサイトから選んだコース。
JR奈良線 木津駅から

玉水駅までの
山背古道(やましろこどう)周辺を歩きました。実は、城陽市の「青谷梅林」まで歩くつもりだったのですが、時期尚早なのと、家の門限が日没の1時間前(4時30分)なので、玉水駅までとしました。
「山背古道推進協議会」は、城陽市、井手町、木津川市の3市町で、山背古道をきずなとしてまちづくりを進めています。
とありますが、PRにもうひとつ熱意が感じられません。
遊歩道整備も広域行政の取り組みでしょうが、この事業ひとつとっても、環境、文化振興、土木建築、心身の健康、高齢化、観光、余暇対策などあらゆる分野に分かれており、広域行政といえど、結局、縦割り組織になるのではないかと思います。

また、
京都山城の「天井川」というのも有名で、絵の内容を難しく説明した資料によると、

土砂供給量の多い河川では、河床が上昇すると洪水流が堤防を越流する危険性が高くなる。
これを防ぐために、提外地の土砂浚渫と堤防のかさ上げが図られる。
このような過程が繰り返されると、
堤外地の河床高度が周囲の低地(氾濫原)面よりも高くなり、天井川が形成される
と、なります。さらに、
天井川は、日本には20数ケ所しかないらしいが、玉水駅と棚倉駅との間に、そのうちの4ケ所が集中していて、さらにはこの付近(京都・奈良間)のJRと近鉄沿線で日本全国の天井川トンネルの約半数を占めるそうだ。
ということだそうです。
分かりにくいですが、遠くのトンネルが、棚倉駅のすぐ北にある「不動川」の下を通るレンガ造りのトンネルです。
蟹満寺 今昔物語集に出てくる「
蟹の恩返し」縁起
創建1300年を超えての「初外出」と話題になった蟹満寺(木津川市山城町綺田(かばた))本尊の国宝・銅造釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)の修理がこのほど終わり、約2年ぶりに建て替えられた本堂に戻った。今年(2010年)4月3日に落慶法要が行われた。【京都新聞】
嫁と畳と寺社はリニューアルしたほうがほれ直す? uhnーー mhuーー

上狛駅から棚倉駅のJR奈良沿線ではミニ開発が侵食しており、思い思いの色をした新築住宅に、放置された竹林や田畑が背景になっているので風情がありません。なんともできませんが。

玉水駅手前で怖い「踏み切り」??を見つけました。「複線化」以前にやるべきことでしょう。JR西日本さま。沿線の地域の皆様。

天井川については、「NPO・流域調整室」の安東さんの次の文献がヒットしました。興味と時間のある方は、ダウンロードしてお楽しみください。京都山城の天井川形成史と環境評価
